サロン経営者向けの業界専門誌『エステティック通信』(美容経済新聞社)で
大反響連載中の「里佳田中ビューティー・ヒストリー」
ここではそのストーリーの一部をご紹介し、誌面では語られなかった秘話も交えつつお届けします。
RiKA TANAKAビューティーヒストリー
〜アナザーストーリー〜
第1回
はじまり編
枯肌に花を咲かせる「活かす水」との出会い
ファッションデザイナー、コシノ三姉妹(コシノヒロコ・コシノジュンコ・コシノミチコ)と共にアパレルデザイナーとして活動し、オリジナルブランド『RIKA TANAKA』を立ち上げた私は、経営者としてそれなりの成功を収めたにも関わらず、常に心の片隅に「何か足りないもの」を感じていました。
そんな時、コシノのお母ちゃん(コシノ三姉妹の母親である小篠綾子さんのこと。当時そう呼ばれていた)に誘われた先で、私の人性を変える「活かす水」に出会ったのです。
シワ・たるみ・ニキビ・肌荒れなどの肌の悩みだけでなく、慢性疾患にも効くー。無色透明の「水」を眼の前にそんな話を聞かされても、そのときの私は「ただの水やんか」と半信半疑、むしろ懐疑的でした。しかしもらえるもんはもらうのが大阪商人。サンプルはしっかりいただいて持ち帰りましたが、日々の仕事に追われる中、いつしかその水の存在すら忘れていました。
それから数ヶ月過ぎたある日、私の下で働くひとりの女性社員の"変化”に気づいたのです。彼女の顔に確かにあったはずの大人ニキビはいつしか跡すらわからないほどにすっかりと消え、彼女の持病であった内蔵疾患の痛みに苦しんでる姿も近頃は全く見かけなくなっていました。実は彼女、私が持ち帰った水に興味を持ち、ずっと愛飲し、化粧水としても使っていたのです。心身共に美しくイキイキとしている彼女を目の当たりにして、私がかねてより考えていた「心」「健康」「ファッション」の“3美トータル”への想いが、一気にカタチになっていくのを感じました。
「この水はホンモノやわ。この水なら私の想いを叶えられるに違いない」と。
その水=「生体機能水」は東大や名大など名だたる大学の共同研究の中で生まれた、生物の諸機能を正常に働かせる機能を持つ二価三価鉄塩に誘導された、生体水に極めて近い水であること。この水が持つバイオ力は医療分野のみならず農業・工業分野など広く応用されているということ。
ならば私はこの水を「美容・健康」の分野で活かしてみようー。そこから私の研究・開発が始まりました。
様々な研究・検証の末、生体機能水に60種もの天然成分を加えた私・里佳田中版生体機能水=「シトロシアスウォーター」を完成させた私は、休む間もなく化粧品の開発に取り掛かりました。もちろん、化粧品のベースとなるのはこの「シトロシアスウォーター」です。そう、これがいまから26年前のことです。
こうして私のオリジナル化粧品ブランド『RIKA TANAKA』は誕生し、今日まで多くの日本人女性に愛され続け、彼女達の本来の美しさを内外から輝かせるサポートをしてまいりました。ほんまに嬉しく、ありがたいことです。しかしそれでは満足しないのが私の性分。その間もひたすら“3美トータル”に向かって飽くなき改良、そして新商品の開発を続けてきました。そのお話はまた次回に。